
アフレコ、SEの入れ込み作業から公開に至るまで
こけももさんについに声が吹き込まれます。さらに細かい演出やエフェクトを入れつつ完成へ。できあがった作品を見てみるとそこには感動が!
音をつけよう
月見堂:ついに最終回となりました。
なかしま:ですねー。
月見堂:最後は、画に「アフレコ」と「BGM・SE」をMIXしていきます!
なかしま:……アフレコですね。
月見堂:「アフレコ」はその名の通り、「after-recording」ですから完成した動画に合わせてセリフを乗っけていく作業です。ちなみに反対を「プレレコ(pre-recording)」といいます。日本では馴染みが薄いですがリップシンク(口の形に)させたいときとか昔のディズニーアニメで良くやっていた手法ですね。これでつくってみても面白いと思いますがまた機会があったら試してみて下さい。今回は日本のTVアニメ式である前者やります。声収録とか慣れていない方は、最初は恥ずかしいかもしれませんが、一生懸命やっているといずれその感覚も麻痺してきますから、周囲の冷たい視線にめげずにがんばって収録しましょう!先生!(笑)。
なかしま:・・・・。はい……。そういえば月見堂先生は、アフレコどうしているんです?「花山院ですが何か? 第五話」を見た限り、ほとんど月見堂さんがやっているみたいですけど……。
1.【録音】
画が完成したらFlash上でプレビューし、作成した字幕をみながらマイク+ボイスレコーダーで1セリフごとに録音します。
2.【音声変換】
「聞々ハヤえもん」を使ってキャラに合わせて任意にピッチシフト(声の高さやスピードを変換)します。
3.【加工・編集】
「Sound Engine」を使用して「リバーブ」や「エコー」、「フェードイン・アウト」などのエフェクトの付加やノイズの除去を行います。
4.【Flashへ読み込み】
任意の音声データを選択してドラッグしFlash上の「ライブラリ」窓にドロップすると追加されます。
1.【録音】「午後のこ〜だ〜」
マイクを繋げたパソコン上でダイレクトに録音出来ます。
by @MARINECAT様
2.【変換】「聞々ハヤえもん」
声を高くしたり低くしたり再生スピードを変化させたり出来ます。
by フリーソフト開発所 様
3.【加工】「Sound Engine」
波形を見ながら詳細なエフェクトの付加、編集等が出来ます。
by Cycle of 5th 様
月見堂:と、こんな感じでやっています。では、実際にアフレコをやっていきましょう!
なかしま:はーい。
月見堂:
ボイスレコーダーは使わず前出の今回は「午後のこ〜だ〜」で直にパソコンで録音しましょう。とりあえず「こんにちは〜」をいきますよ。
なかしま:「こっこんにちわぁ〜」(地声の1オクターブ上)
月見堂:うわー、とてもこれはいいですね(爆笑)
なかしま:ひどっ!(笑)
月見堂:いや、イイと思いますよ。そういう素敵ボイスが出せるのは正直うらやましいです(笑)
月見堂:これならボイス加工の必要は無いと思いますので、さっき紹介した「聞々ハヤえもん」は必要ありませんね。今回はこのまま行きましょう。
なかしま:りょ……了解です。
月見堂:念のためも今のような感じで「テイク2」も録っておきましょう!
なかしま:えええ〜!!
月見堂:さて、じゃぁ次に、今録音した音声をFlashに取り込んでいきましょう。
月見堂:ちょっと手順をまとめてみましたので、ご覧下さい。
<手順2>メニューの「ファイル」→「読み込み」→「ライブラリに読み込み」で音声ファイルを選択

<手順3>ライブラリに追加されます。

<手順4>配置したいレイヤーの開始させたいフレームに「空白キーフレーム」を作成し選択。

<手順5>プロパティの「サウンド」で配置したいデータを選択。
(「同期:ストリーミング」に設定して下さい。)


<手順6>タイムライン上に波形が表示される。

<手順7>ボリュームを編集したい場合はプロパティの「編集」を選択。
赤枠:プロパティの編集部分

月見堂:テクニックとしては、「voice」「BGM」「SE」など、レイヤーごとに作っておくと管理がしやすくなります。また「ライブラリ」のほうもシンボルと音素材で「フォルダ」に分けて置くとイイですね。
なかしま:キャラクターとの掛け合いをするキャラで行う場合とかもごちゃごちゃになってしまいそうですけど……。
月見堂:そうですね。なので、そういった混同を避けるために「音声1」「音声2」とレイヤーに分けると管理しやすいですね。あまりに登場人物が多い場合は、キャラクターごとにレイヤーを分けてもいいかもしれませんね。またタイムラインの方にもそれらのレイヤーをひとまとめに出来る「フォルダ」機能がありますので増えてきた場合は整理にご活用下さい。
なかしま:つまりは、ごちゃごちゃにならぬように、自分でしっかり把握できるようにレイヤーを分けて管理をしましょう…と?
月見堂:はい。わかりやすく、管理しやすくしたほうがいいです。管理がきちんとされていれば、修正などが発生した場合いじりやすいですしね。対象の素材を探したり、理解したりするのに時間がとられるのは効率悪いですしね。
なかしま:はい!
