例年以上に猛暑で残暑が厳しい今日このごろ。目まぐるしくも慌しく過ぎていくそんな今年もあと余すところ4ヶ月ちょっととなった。今回は中間報告的な感じで各クリエイターのこれまでとこれからを紹介する。

その前にまた明後日26日に開催される北九州アニコン2007の再告知から。前回もお伝えしているように、中でもウェブアニメ・シンポジウムが充実しているので是非ともお越し頂きたい。また、別会場では前日25日から「日韓まんがフェスティバル」が開催されていて、こちらも2日目の26日のプログラムの1つである日韓デジタルまんがシンポジウムにはネトアニでもお馴染みの武藤健司氏が参加している。時間が13:00-14:00とウェブアニメ・シンポジウムと一部重なっているので注意が必要だ。
それでは各クリエイターの近況を見ていこう。
■「天元突破グレンラガン」第22話は必見!
テレビ東京系列局にて毎週日曜8:30から絶賛放送中のGAINAX制作「天元突破グレンラガン」。これまた来たる明後日26日の事になるが、その第22話「それが僕の最後の義務だ」には自主制作シーンではちょっと名の知られたクリエイターも制作に参加している。これを書いている時点では放送前なので明かせないが、どのカットの制作に携わっているかを想像して番組を観ながらエンドクレジットも見てみると面白いかも知れない。
■あの東国原知事に表敬訪問!?
ネトアニグランプリにも応募されている「東京リベンジ」で東京国際アニメフェア2007の第5回東京アニメアワード一般部門/優秀賞、第5回インディーズアニメフェスタ八巻賞を受賞したホップステップアヤウェブ代表の日高亜矢氏。宮崎県在住という事もあってか去る6月に東国原知事との面会を果たしている。オリジナルグッズの1つとして制作した飴「あめがとう」シリーズ2種も発売後しばらくして完売したそうだが、発注に際しての初期ロット数がかなりの数と聞いていただけにビックリ!これからも快進撃を期待出来そうだ。
■動画革命東京の「コルボッコロ」、パイロット版が完成
東京国際アニメフェア2007初日の動画革命東京の記者会見に同じく「Pooky's」を制作中のSpooky graphic代表ハヤシヒロミ氏と登壇した糸曽賢志氏。その糸曽氏が制作していた「コルボッコロ」のパイロット版が去る6月に完成している。これからの運用方法が気になるところだが、例えば「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)」の1イベント「Japan Animation Contents Meeting 2007(JAM2007)」でアニメ・チャレンジ・オーディションとしてビジネスアイディアを公募する中に「コルボッコロ」や他の動画革命東京の作品もあった。ネトアニからは「やわらか戦車」「くわがたツマミ」「暗黒キャット」をエントリーしていたこの「JAM2007」は10月4日から4日間、秋葉原UDXで開催される。
■自己プロモーション型SNS「posh me!」に怪作登場
ネトアニもお付き合いのある自己プロモーション型SNS「posh me!」に今月から「ナマゴミン」というアニメーションが配信開始され、現在2話まで公開されている。題材が意表ながらも続きの気になる話の作り方についつい引き込まれてしまう。制作しているのはj.ogawa氏。諸々の事はさておいても何が一番スゴいのかと言えば、このクリエイターをプロデュースしている伊地知晋一氏ではないだろうか、とだけ言っておく。
■装丁が丸山薫氏のイラストの「虹色ほたる」、1万部突破
岩手県三陸南部を中心とする情報を扱う東海新報社は12日、ファンタジー小説「虹色ほたる」が先月の発売から1万部を突破したと報じた。著者の川口雅幸氏は大船渡市出身との事である。丸山氏がこの小説の装丁を担当するキッカケになったのは東京国際アニメフェア2007のクリエーターズワールド。これまでのクリエーターズワールドに参加した各クリエイターも何組かは成果を挙げて来ているが、これもまた1ページを加える功績になるだろう。
■「森の安藤」が福岡Yahoo!JAPANドームで上映?
第19回CGアニメコンテストと時を同じくしてネットでも大ウケする事になった谷口崇氏の一連の作品。昨年のDigiCon6+2でのスキージャンプ・ペア実行委員会会長真島理一郎審査員の先見の明というよりも、むしろ(勝手にアップされている)ニコニコ動画の視聴者とネトアニの視聴者は客層が殆どカブらないというのが改めて露呈されたような気もしないでもない。それはさておいて、新作が完成したと思いきやボツになった谷口氏のサイトに今月11日、12日両日「森の安藤」が福岡Yahoo!JAPANドームで上映されるとのお触れが出ていた。この両日ドームで何が行われていたかというと「DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007」。これ以上の説明は要るまい。ちなみに「むきだしの光子」は今年のDigiCon6+3の1次審査を通過している。
■NHK「みんなのうた」10月・11月の新曲に青木純氏
これから少々先の話になるものの既に「みんなのうた」10月・11月の新曲とその映像の製作者がサイトで発表になっており、その中に青木氏の名も明記されている。アニメーション化されるのはRYTHEMの「WINNER」。 RYTHEMの楽曲はこれまで数々のテレビアニメでも主題歌やエンディングテーマとして扱われ、同じNHKでも「ブルースカイ・ブルー」が朝ドラ「てるてる家族」の主題歌ともなった。青木氏はこれまでも様々なNHKの番組制作に携わって来ているにも関わらず、意外にも「みんなのうた」は初。まさに鋭意制作中なので楽しみに待っていよう。
(文 / 真狩祐志)









