この度、「livedoorネットアニメ」にて第4話が公開されたFlashアニメ「暗黒キャット」。9月11日(火)より作者・作田ハズムによる公式ブログ「暗黒ニッキ」がスタート。着うた配信、blogパーツ配布も開始されるなど、ここに来て一気に活動が活発化している。今回はそれと連動して、声優であり、歌手であり、ピアニストでもある牧野由依さんに「暗黒キャット」の魅力からご自身のお仕事、Flashアニメについてのご感想までお話を伺った。
■暗黒キャット特設ページ
http://anime.livedoor.com/dark-cat/

<牧野由依・プロフィール>
1986年1月19日東京生まれ 血液型O型 都内音楽大学ピアノ科在学中。幼少の頃、岩井俊二監督に見出され同監督作品「LOVE LETTER」などの劇中曲のピアノソロ伴奏を勤める。2005年にはシングルCD「アムリタ」で歌手デビューを果たし、2006年12月に1stアルバム「天球の音楽」をリリースする。現在までシングル4枚アルバム1枚を発表。また、現在までNHKアニメ「ツバサ・クロニクル」に主人公のサクラ役、TX系アニメ「ゼーガペイン」のメイウー役として出演。2006年「N・H・Kにようこそ!」ではヒロイン中原岬役を演じ第1回声優アワードにも選出される。ヴォーカリスト、ピアニスト、そしてアクトレスとしてそのセンシティブな魅力で昨今、俄かに注目をあびている。
■牧野由依オフィシャルサイト
http://www.sunmusic.org/yui_makino/top.html
【1】「暗黒キャット」の印象
−「暗黒キャット」では第一話で声優として迷子の女の子(リタ)を演じられたわけですが、「暗黒キャット」というキャラクターについてどういうご感想を持たれましたか?
牧野 はじめ、キャラクターの説明を見たときに、ワルそうな猫だな〜と思いました(笑)。まあ確かに、野良猫で、不良系のネコさんなんですよね。だけども、どこか憎めないというか、ちょっとカッコよさを感じてしまう……そんな部分がありますね。
−好きなシーンはありますか?
牧野 ねずみを追っかけているシーンが大好きです!キャットもねずみも両方とも必死と言う感じで(笑)。
−牧野さんは声優であると同時にピアニストでもあるわけですが、「暗黒キャット」は音楽にもこだわっていて、有名なジャズミュージシャンの吉澤はじめさんを起用したり、主題歌もわざとアニメアニメしたテーマソングではなくて、ちょっと外し気味にしたりと、いろいろチャレンジしているのですがご感想はいかがですか?
牧野 すごくカッコいいと思いますね。まず、Flashアニメというもの自体が私の中で新鮮だったんです。初めてFlashアニメというものに声を当てさせていただいたので、すごく新鮮な感じがありました。その新鮮なものに、さらにあれだけカッコいい音楽が乗っかると、こんなにも印象がちがう、アニメーションじゃないような作品に見えるんだな、という新しい発見がありました。
−「暗黒キャット」は元々「ウェブ絵本」とうジャンルから出てきた作品なので、絵のタッチに関しても、わざと主線をなくしてみたり、結構こだわりがあります。絵に対してはどういう印象を持たれましたか?
牧野 影が結構リアルだなって思いましたね。影がすごい気になって……。私、いつも影を見ちゃうんですけど(笑)。なんかリアルだなって。セルのアニメーションだと、あそこまでくっきりリアルな影は出ないですよね。あと、あの紫基調のタッチとか。「暗黒キャット」という名前がついてるから影を意識されているのかなとか思ったり……。

【2】声優のお仕事について
−「暗黒キャット」の音声収録は全6話を1日録りしたんですけど、普通のアニメーションのときのアフレコと比べて、時間的なものや、やりやすさなどはどうでしたか?
牧野 キャストが結構多いので、マイクに入るのが若干大変だったかなという感じがしますね。通行人AとかBとかでも、豪華な役者さんが声を入れられているので、すごいなと思いました。
−Flashアニメでは珍しいですよね。「やわらか戦車」の事例だとほとんど一人でやってますからね。
牧野 Flashアニメって全部自分一人でやろうと思ったら、すごい大変だけど出来るっていいますよね。
−個人作家として発表している方がどんどん出てきていることに関してはどういう印象をもたれていますか?
牧野 一人でFlashアニメを作るのって、すごい時間と労力がかかるわけじゃないですか。私だったらやれっていわれても絶対出来ないなって。でも、それのお手伝いをさせていただけることがあればぜひぜひやらせてもらいたいなっていうのがあるんですけど。ホントにすごいですよね。
−今回みたいな小さな女の子の役柄っていうのは牧野さんとしても珍しいんですか?
牧野 そうですね……ちっちゃい子の役自体、今まであまりやったことがなくて、ましてあれだけ本編中ずっと泣いているっていうのも多分これからもそんなにないんだろうなと。いつもだと16〜7歳くらいの女の子の役とかが多いですから、「ちっちゃいときってどうやって泣いていたっけ?」って考えましたね。今までとは全然違う役だったので、もしかしたら牧野由依だってわからない人もいるかもしれないですよね。でも、そういう新しい面を見てもらえたら嬉しいです。最後の、飴を暗黒キャットに食べられちゃってビャーッと泣くところとか、がんばったので……
−しかし泣く演技って難しそうですよね……
牧野 全部同じになってしまうといけないなというのがあったので……でもひたすらト書きに「泣く、泣く、泣く」とあったので。
−自分で台本読んで、解釈してこういうふうにやるんだろうって考えるんですよね? ちなみに今回の泣く演技って何回くらい録られたんですか?
牧野 そうですね……延々とと泣き続けるシーンはさすがに別撮りだったのでそんなに回数やったなっていう印象はないんですけど、ひたすら泣いたなっていう印象はありますね。ただ、絵が出来上がっていた状態だったので、「あ、ここってそんなにグズグズ泣いている感じなんだ」とか、「ここはびゃーって泣くんだ」とか、すごくわかりやすかったので楽しかったです。
−演じられてる最中、気をつけた点などはありますか?
牧野 そうですね……癇に障らない泣き声、ですね(笑)。キーッて泣いてしまうと、イラッとさせてしまう泣き声になってしまったりするので、それは気をつけていたかもしれないです。あと、さっきまで泣いてたのに(次の瞬間にはもう)けろっとする子供とかいますよね。大人みたいに引きずったりしない。その辺の切り替えですかね。
−牧野さんはいろんな役を演じられていると思うんですが、切り替えってすごい難しいと思うんです。役に入ってしまって戻って来れない時とかありますか? 結構切り替えられるものなんですか?
牧野 極端な場合、たとえば、1日のうちでアフレコ2本とかで、午前はすごく暗いのに午後はめちゃくちゃ明るいとかいうのがあったりすると、午後のほうでなかなか上がってこれないとかいうのはありますね。でも、いつもやらせていただく役は、ちょっと影を持った役が多いので、その辺の共通点を見出してなるべくその役になれるようにしています。
※次のページでもblogパーツ配布など情報盛りだくさん!
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